はじめに:欧州11日間、男2人旅の「総決算」
全7回にわたってお届けしてきた「欧州周遊シリーズ」。今回がいよいよ最終回です。
ロンドンから始まり、バルセロナ、イビサ島、トレド、マドリードを駆け抜けた11日間。
ロストバゲージやスリ未遂など数々のトラブルに見舞われましたが、無事に最高の思い出だけを持ち帰ることができました。
今回はまとめ編として、この旅にかかった「リアルな総費用」を公開します。
単なる旅行記ではなく、これからヨーロッパ旅行を計画している方が「どこを節約し、どこに予算を割くべきか」の参考になれば幸いです。
まずは、11日間の結論(小計)からご覧ください。
【大公開】1人あたりの総費用とカテゴリー別小計
11日間の総費用は、2人で約69万円。1人あたり「約34.5万円」に着地しました。
※お土産代を除く1人分の目安です。
✈️ 航空券・移動費:約17.6万円
- 日本⇔ロンドン往復:約5.3万円
(ANAマイル利用で諸税のみ) - 欧州内LCC移動:約5.2万円
- LCC手荷物超過等の課金:約2.4万円
(厳格なルールによる出費。ロスバケとは無関係) - 現地Uber/タクシー/特急代:約4.7万円
(スリ回避と体力温存のための最強の保証代)
🏨 宿泊費(計10泊):約4.3万円
- ロンドン&バルセロナ等(7泊):約0.8万円
(ポイント宿泊で手出しは税金のみ。寝るだけと割り切る) - イビサ&トレド(3泊):約3.5万円
(Expediaで課金。絶景を楽しむホカンス投資)
🎡 観光・エンタメ費:約6.8万円
- ハリーポッター施設・サグラダファミリア等:約5.7万円
(大行列を回避するKlookのパス等へフル投資) - クラブチケット:約1.1万円
(イビサ島のウシュアイアやパチャ等)
🍽️ 飲食・雑費:約5.8万円
- 飲食費:約5.3万円
(ロンドンのフィッシュ&チップスやスペインの特大パエリア等) - 雑費:約0.5万円
(手荷物預かり所の利用など時間を生み出す経費)
「安く行く」ことだけが目的なら、すべてを切り詰めればいい。
しかし大人の旅行は、使うべきところには躊躇なく金を使います。
航空券と「寝るだけのホテル」のコストをマイルやポイントで極限まで消滅させ、浮いた現金を「移動の安全(Uber)」や「絶景ホテル(Expedia)」に全振りする。これが私たちの戦略です。


1. 航空券&移動費:トラブル回避の「Uber」は必須経費
移動費は、節約と課金のメリハリが最も出た部分です。
日本からの往復便は、日々の決済で貯めたANAマイルを使い、手出しを諸税のみに抑えました。
一方で、現地での移動(特に重いスーツケースを持っている時)は、スリ回避と体力温存のために躊躇なくUberを使っています。
交通費としては高額に見えるかもしれませんが、トラブルを未然に防ぐ「保証代」と考えれば決して高くありません。
▼ 詳細はこちら(※URLがブログカードに変換されます)
【実録】欧州LCCで2回荷物が消えた。魔のマドリード乗り継ぎとロスバケ生還術
【実録】欧州タクシー代「9万円」の明細。スリから命と時間を守る大人の海外旅行術
2. 宿泊費:観光メインは「ポイント」、絶景は「ホカンス」
10泊分のホテル代は、目的によって明確に予算を分けました。
ロンドンやバルセロナなど、「日中は観光に出ずっぱりで、ホテルは寝るだけ」の都市では、手持ちのホテルポイントを使って宿泊費を実質無料化。
逆に、イビサ島やトレドのように「絶景が売り」のエリアでは、Expediaでしっかり予算を確保し、ホテル滞在そのものを楽しむ「ホカンス」を満喫しています。
▼ 詳細はこちら
【実録】特急3時間待ちをUberで突破。スペインの罠を金で回避する大人の旅行術
3. 観光&アクティビティ費:パスで「行列」をスキップ
現地の観光では、「待ち時間」を極限まで減らすためのパスに投資しました。
世界中から観光客が押し寄せる超人気スポットの絶望的な大行列も、事前手配したチケットやパスのおかげでスムーズに入場できました。
短期旅行において「時間を金で買う」のは最もコスパの良い投資です。
▼ 詳細はこちら
【警告】大英博物館もサグラダファミリアも当日不可。欧州旅行の必須パス
4. 飲食費:ロンドンとスペインの「物価」のリアル
最後に、現地の飲食費です。国によって物価の差が顕著に出ました。
ロンドンでは、こちらのフィッシュ&チップス1皿にビールをつけて約1.1万円。
強烈なインフレと円安の洗礼を受けました。

一方でスペインでは、鍋いっぱいに海鮮が乗った特大パエリアを注文。
実はこれ、1つの鍋で2〜3人前(約5,000円)もあるのですが、私たちはどうしても違う味が食べたくて、欲張って2つ注文してしまいました。

結果的にお会計は約1万円になり、お腹がはち切れそうになって激しく後悔しました(笑)。
ただ、2〜3人前で5,000円というボリュームを考えれば、今のヨーロッパの物価水準においては「破格のコスパ」と言えます。
▼ 詳細はこちら
【実録】マックが2,300円!? ロスバケと予定崩壊を金とデータでねじ伏せたロンドン攻略
ツアーより圧倒的にコスパが良い理由
11日間で1人34.5万円。これを高いと見るか、安いと見るか。
私は大学の卒業旅行でイタリアを周遊した際、学生向けの安いツアーでも約30万円かかりました。
しかもそのツアーは、最終日のローマで1日まるまるフリータイムがあるだけで、他の都市は「数時間しか自由行動ができない」というものでした。
決められたルート、決められた時間でしか動けない不自由さは、想像以上に旅の満足度を下げます。
それに比べて今回は、自力で航空券とホテルを手配し、好きなタイミングでUberを呼び、ハリーポッターやサグラダ・ファミリアなどの行列を金でスキップして思いのままに行動できました。
このVIP待遇を今の物価で「旅行代理店のツアー」で組もうとしたら、それこそ目玉が飛び出る金額になります。
自らの知識で代理店のマージンを抜き取り、「自分の欲しい自由と安全」だけに全振りした今回の旅は、過去最高にコスパが良い旅行だったと断言できます。
【重要】海外保険は「エポスカード」で回避せよ
最後に一つだけ、これから海外へ行く方にアドバイスです。
空港で高い掛け捨ての任意旅行保険に入るのは、絶対に避けてください。
ここでお金を使っては、現地で美味しいパエリアを食べる資金が減ってしまいます。
私たちが使ったのは、マイルを貯めるメインカードとは別に「保険代をゼロにするツール」として発行しておいた、年会費無料の『エポスカード』です。
旅行代金や空港までの交通費を決済するだけで、手厚い補償が適用されます。
なぜこのカードが海外旅行の「最強の盾」になるのか。その具体的なカラクリは、以下の記事で徹底解説しています。
おわりに:非日常のために、日常をハックせよ
お金は、銀行口座に数字として飾っておくためのものではありません。
若いうちに、最高の経験と「死ぬまで残る思い出」に変えるためのツールです。
こんな贅沢な旅行を、躊躇なく、何度でも実行するために。
私たちは日本に帰り、また日常の「固定費削減」と「ほったらかし資産運用(NISA)」、そして「クレカの最適化」を淡々と進めます。
MoneyPilotが発信している日々の小さな「最適解」の積み重ねが、数年後、あなたをヨーロッパの絶景へと連れて行ってくれるはずです。
さあ、次の長期休みの予定を立ててみませんか?
ツアーの不自由さから抜け出し、航空券とホテルを自分好みに組み合わせる(ダイナミックパッケージ)なら、私たちが今回使い倒したExpediaが最強です。
✈️ 次の「最高の経験」を自力で手配する
代理店に数十万円の中抜きをされるのはやめましょう。Expediaなら「航空券+ホテル」のセット予約で大幅なコストダウンが可能。私たちが泊まったイビサやトレドの絶景ホテルも、ここから手配しました。
最後まで「欧州周遊シリーズ」をお読みいただき、本当にありがとうございました!
次回からはまた、日常を豊かにするマネー・タイムハックの世界へ戻ります。
