はじめに:インフレの波と、私の「49年ローン」
いよいよ来週、5月5日から新婚旅行でフロリダのWDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)へ出発します。
1ドル150円超え。
現地ではハンバーガーのセットが数千円という「歴史的なインフレと円安」の波を、モロに浴びてくる予定です。
そして帰国後の6月には、板橋区の新築戸建てへの引越しが控えています。
このインフレ時代を生き抜くため、私は新居の住宅ローンを「49年」という超長期で組みました。
「30代で49年ローンなんて狂っている」
「定年までに返し終わらない。早く繰り上げ返済すべきだ」
おそらく多くの人がそう批判するでしょう。
しかし、金融リテラシー層の常識は真逆です。インフレ時代において、「借金は早く返すもの」という昭和の常識は、資産をゴリゴリ減らす最悪の罠になります。
数学的証明:なぜ「超長期ローン」が究極のインフレ対策なのか
インフレ(物価上昇)が続くということは、「お金の価値が下がる」ということです。
それはつまり、「将来返す借金の価値も、勝手に目減りしていく」ことを意味します。
今の1,000万円と、40年後の1,000万円は価値が全く違います。
インフレ下においては、借金の返済は「できるだけ後回し」にするのが資本主義の鉄則です。
そして最大の理由が「金利の利ざや(スプレッド)」です。
現在、ネット銀行の住宅ローン(変動金利)は年利0.5%前後で借りられます。
限界まで長く低金利でお金を借り、手元に残した現金を年利5%の「オルカン(全世界株式)」などで運用する。
すると、借金の利息(0.5%)を、投資の運用益(5%)が遥かに上回り、勝手にお金が増えていく状態になります。
必死に繰り上げ返済をして手元の現金を無くす行為は、この強力な「利ざや」を自ら放棄する非常にもったいない行為なのです。
ハック①:一番安い金利を「プロとAI」に探させる
とはいえ、少しでも金利が上がればこのハックは崩れます。
不動産屋に言われるがまま提携ローンを組んだり、自分でイオン銀行やPayPay銀行のサイトを一つずつ比較して審査に出すのは、時間と労力の無駄です。
自分の属性(年収や年齢)を入力するだけで、最も審査に通りやすく、最も金利が安い銀行を自動提案してくれるツールに丸投げしてください。
すでにローンを組んでいる人も「借り換え」で毎月の支払いが数万円下がる可能性があります。
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モゲチェックで無料診断 >ハック②:浮いた現金を「証券口座」に流し込まないと意味がない
ここで一つ、決定的な注意点があります。
49年ローンで毎月の返済額を下げ、手元に現金を残したとしても、それを「銀行口座に貯金」したままでは全く意味がありません。
インフレでお金の価値が目減りし、ただ長く借金を払うだけの情弱になります。
浮いた現金は、強制的に「証券口座」に流し込み、運用するシステムを作って初めてこのハックは完成します。
もし、まだネット証券の口座を持っていない、あるいは使い勝手の悪い銀行の口座でNISAをやっているなら、今すぐ受け皿を最適化してください。
迷ったら、業界最大手の「SBI証券」か、クレジットカード積立の還元率に強い「マネックス証券」を選べば間違いありません。
まとめ:負債をコントロールし、人生の選択肢を増やせ
「借金=悪」ではありません。
感情を切り離し、数学的に「負債」をコントロールできる人間だけが、インフレ時代に資産を拡大できます。
手元に現金を残し、それを運用に回しつつ、WDW旅行のような「今しかできない経験」に投資する。
これこそが、MoneyPilotが提唱する大人の金融論(DIE WITH ZERO)です。
まずは自分のお金の流れと、投資への入金システムを見直すところから始めましょう。
