MoneyPilot編集長です。
新NISAの口座開設までは進んだものの、いざ商品を積み立てようとして「全世界株式(通称:オルカン)」にするか、「米国株式(S&P500)」にするかで手が止まり、画面をそっと閉じてしまった経験はありませんか?
その気持ち、痛いほど分かります。
SNSを開けば「アメリカ一強の時代は続く!S&P500一択!」という声があり、本を開けば「リスク分散こそ王道!オルカンにしておけ!」という声がある。
どちらも正解に見えるからこそ、失敗したくない心理が働いて動けなくなってしまうのです。
今回は、この「永遠の論争」に終止符を打ちます。
元200万損した経験を持つ私が、「忙しい会社員が20年後に後悔しないための選択」を、データと精神論の両面からズバリ断言します。
⚠️ 読む前の注意点
結論を先に言うと、どっちを選ぼうが「迷っている時間が一番の損失」です。
まだ口座を持っていない方は、どの商品を買うか悩む前に、まずは「入れ物(口座)」だけ確保しておいてください。審査待ちの間にゆっくり考えればOKです。
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そもそも何が違う?30秒で分かる比較表
難しく考える必要はありません。両者の違いは「投資する範囲(エリア)」だけです。
新NISAで絶大な人気を誇る「eMAXIS Slim」シリーズでスペックを比較してみましょう。
| 項目 | 全世界株式(オルカン) | 米国株式(S&P500) |
|---|---|---|
| 投資対象 | 世界約50カ国の約3,000社 (米国・日本・新興国含む) |
米国のトップ企業500社 (Apple, Microsoft等) |
| 手数料 (信託報酬) |
年率 0.05775% (超激安) |
年率 0.09372% (激安) |
| 過去のリターン | 高い(年利5〜7%程度) | 超高い(年利7〜10%程度) |
【衝撃の事実】オルカンの中身、ほぼアメリカです
ここで多くの初心者が誤解している重要な事実をお伝えします。
「全世界株式」という名前ですが、実はすべての国に均等に投資しているわけではありません。
世界の株式市場の大きさ(時価総額)に合わせて配分されているため、今のオルカンの中身は「約60%がアメリカ」なのです。
💡 つまりこういうことです
- S&P500を買う = アメリカに100%全力投球
- オルカンを買う = アメリカに60%投資し、残り40%で「万が一の保険」をかける
どちらを選んでも、AppleやAmazon、NVIDIAといった「米国の成長」は十分に享受できます。
違いは、残り4割を「他の国にも分散させておくか」、それとも「アメリカ一本足打法で攻めるか」という点だけなのです。
\ どっちを選んでも「Vポイント」が貯まる /
SBI証券の「三井住友カード積立」なら、オルカンでもS&P500でも、毎月の積立額に応じてポイントが貯まります。リターンの差を気にするより、確実にもらえるポイントを取りに行くのが賢い選択です。
【結論】忙しい会社員は「オルカン」を選べ。理由は3つ
もしあなたが、「毎日株価をチェックするのが趣味」ならS&P500でも構いません。
しかし、私と同じように「本業が忙しく、投資のことは忘れていたい」という会社員なら、迷わず「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」を選んでください。
理由は、リターンの差ではなく、以下の「3つの精神的コスト」をカットできるからです。
1. 「アメリカが暴落したら…」という雑音を消せる
S&P500は最強ですが、「もし今後20年でアメリカが衰退し、インドが覇権を握ったら?」という不安説は消えません。
オルカンなら、世界の時価総額に合わせて勝手に中身を入れ替えてくれます。もしインドが台頭すれば、自動的にインド企業の割合が増える。この「全自動メンテナンス機能」こそが、忙しい会社員にとって最大のメリットです。
2. 「隣の芝生」が青く見えなくなる
S&P500を選んで、もし数年間アメリカ株が低迷したらどうでしょう。
「やっぱり世界分散にしておけばよかった…」と後悔して、積立をやめてしまうリスクがあります。
オルカンなら「世界全体を買っているのだから、これでダメなら人類滅亡だ(地球上のどこに投資しても無駄だ)」と割り切れるため、暴落時でも「握力(持ち続ける力)」を保ちやすいのです。
3. リターンの差は「誤差」かもしれない
「でもS&P500の方が儲かるんでしょ?」と思うかもしれません。
確かに直近10年はS&P500の圧勝でした。しかし、さらに過去を遡れば、アメリカ以外の株が勝っていた時代もあります。
未来のことはプロにも分かりません。分からない未来に賭けるより、「平均点を取り続ける」ことが、20年後の資産形成において最も失敗の少ない戦略です。
S&P500を選んでもいい人の条件
もちろん、S&P500を否定するわけではありません。以下の「覚悟」がある人には最高の選択肢です。
- ✅ 「アメリカ資本主義」の未来を信じて疑わない人
- ✅ 過去の実績(リターン)を最優先したい人
- ✅ 株価が50%暴落しても、涼しい顔で積立を続けられるメンタルがある人
まとめ:最大の失敗は「迷って始めないこと」
「オルカンか、S&P500か」。
この悩みは、ある意味で「贅沢な悩み」です。なぜなら、どちらを選んだとしても、銀行預金より遥かに高いリターンが期待できる「超優良商品」だからです。
一番の損失は、どっちにしようか迷って「1ヶ月、半年と、NISAを始めるのを先延ばしにすること」です。
時間は取り戻せません。複利の効果を得るためには、1日でも早く市場にお金を置くことが重要です。
今日のまとめ
🦁 攻めたい人 → S&P500
🛡️ 守りたい人 → オルカン
😪 選びたくない人 → 迷わずオルカン
どちらを選んでも90点以上。間違いではありません。
まだSBI証券の口座開設が終わっていない、あるいは積立設定がまだの方は、今週末に済ませてしまいましょう。
来月の今頃には、あなたの資産は寝ている間に自動で育ち始めています。
※口座開設は無料。5分で申し込み完了します
